活動レポート

豆 『明日も来てね!』・虎の門病院本院・小児科

  

 虎の門病院小児科での活動は、入院中のお子さん達が過ごす退屈な時間を少しでも気持ちが紛れるようにお手伝いすることです。
 毎週火曜日と水曜日の週2回午前10時半から12時までです。病院で貸していただく白衣(ブルーですが・・・)を着用して、ナースステーションに立ち寄り、その日担当のお子さんの名前・月齢・注意点を書いていただいたボランティアノートに従って活動に入ります。
 0歳から小学6年生、時々中学生の話相手もします。
 病状により、ベットの上だけ、お部屋の中だけ、共有のプレールームまでOKと遊ぶ場所も看護師さんの指示に従います。初対面の子供たちは見知らぬ白衣を着たおばさんが、今度はどんな痛い事をするのかと一瞬緊張しますが、白衣を着ていても唯一何も痛い事をしない人なのだと分かると、とても安心します。
 ずっと抱っこのお子さんや、本を読んだり、工作をしたり、ゲームをしたり希望に沿ってお相手をします。保護者の方が付き添っていらっしゃる時には、休憩をとっていただきます。
 ほんの短い時間ですが楽しい時間を過ごして「明日も来て」と言われると、毎日行きたくなります。でも次のローテーションで活動に入るとほとんどのお子さんが退院しています。安心と寂しさが入り混じります。
 活動後は徒歩10分の日比谷公園に行き、桜やバラの花を観賞したり、もう一足先の映画街で映画を見たりアフターボランティアも楽しみです。

  写真の部屋はボランティア室といって、遠藤ボランティアグループや、その他のボランティアさん達が、午前中の仕事からのリセット、時間調整、ひと休みとちょっとホッとできる場所になっていますのでご紹介しました。

 次回は「健康長寿医療センター」の活動をご紹介する予定です。